腰椎椎間板ヘルニアの予防、そして改善のために、日常生活の上で注意すべきことは多くあります。腰椎椎間板ヘルニアの主な原因となるのは、姿勢の悪さです。
姿勢には正しい姿勢がありますが、公の場において正すという場合の姿勢が腰椎椎間板ヘルニアにもよい、ということはなく、また、同じ姿勢を長く保つよりも、行儀が悪いと言われるような種類の姿勢を混ぜながらでも姿勢を変えることが大切です。
また、正しい姿勢の基本は、背骨の形に沿ったS字カーブです。この正しい姿勢を意識すれば、日本人に特有の肩こりや頭痛などの予防にも役立ちます。
食生活の偏りを正すことも予防として効果があります。また、太りすぎの方は特に注意が必要で、骨がそれほど太くないのに、脂肪ばかりが多い方などは要注意です。
腹筋や背筋を鍛えながら体重を減らしていけば、腰への負担が軽減され、動作にも余裕ができて、かけられる負荷の限度もアップします。
また、コラーゲンやコンドロイチンなどの軟骨系を多く取ることで、軟骨の健康を保つことができます。
日常動作の中で最も危険なのが、重いものを持つ動作です。足を曲げないで一気に抱え上げるなどの動作は出来るだけ控え、段階的に持ち上げるようにすることが必要です。
特に改善策としても有効なものとしては、同一姿勢を長い間とらない、太らないこと、中腰の姿勢をとらないなどの一般動作関連があり、その他にも、寝る際の敷布団は固いものがよい、あぐらより正座をする、立ち上がる際には背中を伸ばしたまま立ち上がるなどが改善のために有効なようです。
なかなか自分ではチェックできない、つい習慣が出てしまいがちという方は、家族の方にチェックしてもらったりするとよいと思います。
またはビデオを一定時間撮影するなどして、医師に詳細にチェックしてもらうことも有効ですが、あまり無理をお願いするのも気が引けますので、自分でチェックする時間を作ったりすることも有用と思います。

