腰椎椎間板ヘルニアの術後は、一般に病院でコルセット等を装着して翌日には起床をし、歩行器などを用いて歩行練習を開始します。
また、術後一週間程度経過したところで抜糸をし、そのまま2週間前後で退院となります。
歩行練習は徐々に距離を延ばしたり、補助具を使用しないようにしていき、退院前には普通に歩けるようにすることを目標とします。リハビリも併せて試行します。
歩行の他で主なものは筋肉トレーニングやストレッチなどが主体になります。
特に筋肉トレーニングでは腹筋や背筋を強化し、ストレッチでは全身の筋肉をよくほぐして、血行をよくするようにします。
退院後も外来として定期的に通院し、神経症状のインタビューチェックやX線撮影などをして術後の経過をチェックします。
また腰椎用のコルセットは術後一ヶ月程度使用し、腰に負担の少ない仕事であれば、その後、開始することができます。
腰椎椎間板ヘルニアの合併症として考えられるのは、神経損傷による下肢麻痺や下肢知覚鈍麻、排尿排便障害などです。
これらの合併症は出来るだけ起こさないように、手術前の経過観察を入念にすることが大切ですが、腰椎椎間板ヘルニアを再発しないようにするためには、術後のトレーニングや姿勢の矯正、食事の偏りを正すことなどが重要になります。
一般に、術後約5年間は腰椎椎間板ヘルニアを再発する可能性が時間が経つにつれて大きくなりますが、その後はだんだんと減っていきます。
しかし、まったく腰椎椎間板ヘルニアが発症しないということは言えません。
やはり出来る限り、ご自身が腰椎椎間板ヘルニアの再発を防ごうとする努力が必要です。
調子が悪いと感じたら、すぐに病院でチェックを受けることをお勧めします。
過去の画像データとの比較をすることで効率を高めることが出来ますので、出来ればレントゲンやMRIの画像を入手しておくことも効果があります。
年齢とともに椎間板ヘルニアの軟性も衰えていきますので、徐々にケアを強めていくことも大切と思います。

