腰椎椎間板ヘルニアの治療法として、傷口が残らず、日帰りでの手術が可能であるということから、レーザー療法が注目を浴びています。
腰椎椎間板ヘルニアのレーザー療法は健康保険が適用されませんので、全額自己負担となります。
また、腰椎椎間板ヘルニアの肥大が大きなものにはほぼ無効ですが、早期の復帰をしたいという方や休むことは考えられない、というような患者さんにとってはとてもメリットが大きいものです。
レーザーの種類にも様々ですが、最も普及しているのが、PLDD(Percutaneous Laser Disk Decompression) です。
これはレーザー照射によって椎間板内の圧力を軽減する方法ですが、切開をせず、小さな穴から管を挿入するタイプのため、手術と自然療法の中間ぐらいの方法とも表現され、低侵襲型としても注目されています。
レーザーの始まりは、オーストリアのグラーツ大学においてチョイ、アッシャーが世界で初めてレーザーで腰痛治療をしたことと言われます。
日本では90年代に持ち込まれたと言われ、今では経験の豊富な優れた技術を持つ病院やクリニックが多数存在しています。
低侵襲で、出血についても心配が不要です。また、局所麻酔を用いるため、高血圧やぜんそく、糖尿病などを持っている患者さんでも治療できます。
治療に要する時間も15分程度が一般的で、術後は3時間も安静にしていれば、すぐに退院することが可能です。
しかし、術後の弊害がまったくないというわけではなく、レーザーを受けた部位に炎症を起こして腰や脚が痛むケースもあります。
また、レーザーの照射ポイントの決定方法など、最新の設備を整えているところでないと、失敗する可能性もあるようです。
腰椎椎間板ヘルニアは20代から50代の世代に最も発症例が多く、このことからも早急な対処をするべきと言われています。
また、腰椎椎間板ヘルニアによる経済損失はかなり高額に上っているそうです。
適切な処置をするための条件が揃えば、これ以上有用な方法は無いと言えるでしょう。

