腰椎椎間板ヘルニアと診断された場合、もしかしたら歩けなくなるのではないかとか、一生痛みの症状を持たなければならないのか、と思われる方も多いと思います。
しかし、腰椎椎間板ヘルニアは数ヶ月程度で治療できることが多いと言われています。
また数ヶ月というのは基本的に保存療法の期間ですが、中には腰椎椎間板ヘルニアによる症状が重く、すぐにでも手術をしなければならないという場合もあります。
腰椎椎間板ヘルニアの手術した場合はより経過が早く、回復までの期間も短縮されると思います。腰椎椎間板ヘルニアは保存療法によって自然治癒させることができます。
この理由は、背骨の構造自体が変化し、そのことでそれなりの安定形状をもたらすこと、また痛みに対する反応の仕方が弱まって、感じることが鈍くなってくること、等の自然治癒力の効果があるためです。
ヘルニアは、貪食細胞によって貪食されますので、このことによってもいずれは無くなると言うことが可能です。
腰椎椎間板ヘルニアの手術については排尿や排便障害、持続する強い痛み、下肢の麻痺がひどく動作ができない、などの症状があるケースで検討されます。
今では体に負担が軽い内視鏡手術などが盛んです。内視鏡では患部にファイバー製のカメラを挿入し、遠隔操作によって手術をするため、高度の技術が必要です。
また、レーザー療法においても高い技術が必要ですが、レーザー療法をすれば入院の必要が無く、日帰り手術とも呼ばれ、忙しい方などから注目されています。
腰椎の潰れてしまった椎間板が完全に回復するのは難しいことですが、自然な回復力が充分にあれば、決して難しいことではありません。
このことから、特に腰まわりの筋肉を鍛えることが大切です。また、一度改善しても、生活習慣が元に戻ってしまうようでは、腰椎椎間板ヘルニアの再発の危険性はかなり高くなってしまいます。
また、腰椎椎間板ヘルニアの再発を防ぐ為には、日頃の生活習慣をきちんと見直して、1日の生活習慣の中に腰回りを強化するための、筋力トレーニングを取り入れることが大事になってきます。
筋力トレーニングと聞くと大変に思う方もいるかもしれませんが、スポーツ選手のようにがっちり行うものではなく、腰を支えている筋力を鍛えるものですので、1日15分程度の時間があれば出来てしまいます。
大腿四頭筋の強化や、腹筋や背筋の強化などがメインとなってきます。また、回数も何十回もやる必要はなく、自分の出来る範囲から始め、だんだんと回数を増やしていくようにします。
このように自分の出来る範囲から始め、あまり無理をしないように実践していけば、長く継続的に続けていくことが出来るかと思います。
そして、腰椎椎間板ヘルニアを発症した根本原因が何なのかについて、充分に回顧して、悪い点を全て正すことが必要かと思います。

